「英国生活骨董 KATY'S HAYAMA 便り」

Hocus Pocus!楽しいハロウィーンを!


今日はハロウィーン。満月の夜ですよ!今年で一番小さい満月ですし、ハロウィーンと重なる満月は数十年ぶりとか。昨夜も明るい夜でしたが、今夜はもっともっと光り輝く満月なのです。

うちの外猫のみかちゃんは満月でもあまり気分の高揚はないみたいで、昨夜も早々とみかちゃんベッドのあるガレージに籠ってしまいました。この頃は夜が冷えるのでガレージで安眠。

先代のピーちゃんは家の中と外を行ったり来たりの自由猫。今よりもっと山の中に暮していたのでかなり野性的。月の満ち欠けで飛び回ったり、吠えたり、狸と喧嘩したりしていました。

内猫さんちゃんは食べる事と寝る事が一番の楽しみなお気楽猫。外の気配や天候はあまり気にならないらしく、ただただお母さんの浮気相手(みかちゃん)だけは別という様子。

このさんちゃん、推定年齢が10歳位かな...というと人間でいうと60歳近い年齢になるそうです。我が家はみんなシルバーさんだわ!

さんちゃんの爪はかなりシャープで当たると痛いのです。夫はさんちゃんを抑えこんでする爪切りが苦手でルーシーが来ると頼みます。爪切り上手なルーシーなのです。私も歳を取ったら、切ってもらおっと!

寒くなってきたので、さんちゃんは夜になると私たちのベッドにやってきて、大の字眠り。私と夫はこの大の字に遠慮しながらベッドに入れてもらい(?)眠ります。

さんちゃんは寝る前にご飯と食べても、なぜか夜中に又、ご飯を食べます。いつも2時~3時位に私を起こすのです。ベッドの下に降りたり、飛び乗ったりで空腹を知らせるのですが、今朝は凄い音が...

この頃、太りすぎとお歳でジャンプ力が落ちたさんちゃんは爪も切られてしまいベッドに飛びついても登り切れず、しがみついても爪がとがってないので、ただただ落ちてしまった様で、バタン、ドタン、ドスンの繰り返し。

自分の年齢と体力の低下に落ち込んでしまうのではないかと心配になり、ご本人を抱いて、説明。年齢や体力じゃなくて、爪切りのせいだから心配しないでねと言い聞かせたのですが、分かったかな!?

な~んて言っても今日はハロウィーン!さんちゃん、みかちゃんも本来の野生の気持ちを忘れずにそわそわどきどきしてね。私だってもとは原始人ですからね、夜は熱々のティーカップを片手に空に向かって吠えましょう!

ハリー・ポッター登場人物、私の大好き度1番はスネイプ。2番は狼男のルーピン先生。ルーピン先生は少年時代に人狼に咬まれた、半純潔の魔法使い。映画の中で月に向かって吠えて、変身していましたね。

今夜は魔女もたくさん空を飛びますよ。10月31日は魔女暦の大晦日であり、新年。魔女にとっては特別の夜なのです。魔女の集会、サバトに向かって、箒にまたがり、空を飛ぶ魔女たちが見えるかしら?

定番のマイケル・ジャクソン。「スリラー」を見て、ハロウィーン気分を盛り上げましょう! 外は秋!季節の移り変わりに身を任せながらね。


-お勧めインフォメーション-

*クラシカル、素敵なアームチェアーを!

落ち着いたアームチェアーを秋のハイライトに!椅子好きな私のお勧めアームチェアーです。ダイニングテーブルでのお父さん、お母さん用ばかりでなく、玄関ホールや廊下、ちょっとしたコーナーにおしゃれな椅子を置いてみると、あら!素敵! 椅子は座るばかりではありません。ちょっと物を乗せたり、そこにあるだけでも存在感のある特別の家具ですからね。

https://www.katys-hayama.com/furniture4-AC020.html 素敵なアームチェアー


*長い事不在でしたクマちゃんたちがやってきました。

彼らの生まれ故郷は英国とフランスの間、英国海峡に浮かぶチャンネル諸島。ここは英国の王室属領と 呼ばれるユニークな所なのです。長旅をしてやってくるベアーたちのセーターの胸には私の願いの Love & Peace。みんな愛と平和で幸せに! 数に限りがありますのでクリスマス前にお早目にゲット!      
https://www.katys-hayama.com/originaltea.html ケイティーズハヤマベアー


*ルウシイのインスタグラム
大きいけどミニケイティー。2代目を宜しくお願い致します。

 



 

◆ 編集後記 ◆

暖かな良い日が続くので、山を下り、ぶらぶらと、夫とランチ&散歩&ティーに出かけました。二人とも半そで、足取り軽く若者風いでたち。まだまだいけてる、とうちゃん&かあちゃん、まずはランチの松喜庵に。私は温かいきつねそば。夫は恩田家裏メニューのたぬき丼セット。コロナのおかげで松喜庵の中はすだれで区切られていてCozy、プライベートラウンジ(?)みたい。満腹になり、昔馴染みの葉山のこみちを歩いて、海側、美術館に到着。私はなんと65歳以上割引で600円。夫はまだまだ若造だから1200円。先日のインフルエンザ注射無料とかね、歳を取ると得だから、もっともっと元気で若く、長生きして、得点を謳歌しなくちゃ!と決意(?)。作品は訳の分からないものもありますが、大体が分かりやすく、生活や自然が描かれていて、見やすいものばかり。夫は朝倉摂さんの「歓び」が好きだそうです。農家のおねいちゃん3人が芋ほりでひとやすみ風景なのですが、赤やピンク、あずき色の美しい作品です。やはり我が家のFarmerらしい選択です。私のお気に入りは荘司福さんの「憩」。いけてるおねいちゃんが椅子に座っているのですが、一緒に描かれている花がエキセントリックで美しい。おねいちゃん、私好み。堀文子さんの「廃墟」もヤマゴボウやトランペットの様な花やカラスに目が留まります。題名とは違い、私は楽しい気持ちになりますが。帰り道は喉が渇いたのでHayama Bread Clubに。チャイとドーナッツのティータイム。のんきな仲良しとうちゃん、かあちゃんの葉山散歩でした。




◆ 次号予告 ◆

No.455 2020年11月12日 *クリスマスの準備、始めます!