「英国生活骨董 KATY'S HAYAMA 便り」

今年は何をしましょう!?

いつの間にか1月も終わりそうですね。早い!早い!2月になったらお雛さまを出したり、バレンタインの事を考えたり、すぐにやってくる3月の伊勢丹の英国まつりや4月の神戸。。。あらら、大変!

今年は何をしようかな?と考えている間もなく12分の1が終わるなんて、焦ります。な~んて言っている割にはそれほど考えていない私ですが。

良いのか悪いのか、わかりませんが、コロナのお陰で仕事や暮らしのリズムはかなりスローダウン。急に元気付いた世の中にお尻を叩かれて、走り始めたのが現実。
あののんびりとした3年間。過ぎてしまえば「歳月、人を待たず」、「光陰矢の如し」の世界。「Time flies」、「Il tempo vola」、「光陰如箭」。。。みんな思う事は同じ。

編集後記でご紹介の「縦の旅行」にとても感動した物の、どうしましょう?!自分とは違った色合いの人や考え方と出会う旅を求めてきょろきょろしようかな!

去年からの書きかけの油絵も途中休憩。庭にキャンパスを出して、日焼けしながら描きたいので今は寒すぎるわね。焦らず待ちましょう!

30年も前から購読している英国の「Country magazine」や「Country home」がタイムリーに届かなくなり、ついに購読継続の手紙も来なくなってしまいました。

カスタマーサービスに連絡すると、WEBから読めるのでそちらを!と勧められるも、やはり紙の時代の子の私。インテリア雑誌はいつでもどこでも手に取れて、それ自体がスタイリッシュでなくてはいや。

全部とってある雑誌たちを月ごとにソートして、毎月何十年分の英国の記事や写真、暮らしのアイディアをと思い、昨日決行。今は山盛りの1月号を読んでいますよ。

娘に笑われたCD。今はCDをみんな買わないでサブスク(違うかな?)なんだってさ。レコードもCDもジャケットを持っている事が幸せな私たちには、これも無理なニュースタイル。

いつもの楽しいサラリーマン川柳最新版にこんなのが「CDを見た孫が聞くカラスよけ?」あらら、CDはきらきら輝いて、カラスを驚かせるものに変わってしまったようです。

ちなみに、私の一押し2023サラ川グランプリは「熱が出てはじめて個室もらう父」ですが、なんか身につまされるやら、笑ってしまうやら。傑作です! 

話は戻りますが、結論はいつも同じ! 新しい事にチャレンジしながら、無理をしないでのんびりと、自分のペースで、楽しく、おいしく(?)過ごす。

来月に迫る小学校のクラス会は格別の楽しみ。誰が来るのかな? みんなどんな風になっているのかな?変身NO1は誰かな? わくわくしています。

古いもの好きですから温故知新。新しいものも好きだから不易流行。そして持前の頑固一徹。こまわりのきく用意周到。こんな感じで行きましょうか?もちろんいつものEasy goingも忘れずに!




-お勧めインフォメーション-


*ルウシイのインスタグラム
大きいけどミニケイティー。2代目を宜しくお願い致します。







 

◆ 編集後記 ◆

最近の私のヒット! 感動、感心のフレーズをご紹介します。「東洋経済」Onlineへのカズオ・イシグロの語る「『感情優先社会』の危うさ 事実より『何を感じるか』が大事だとどうなるか」から~俗に言うリベラルアーツ系、あるいはインテリ系の人々は、実はとても狭い世 界の中で暮らしています。東京からパリ、ロサンゼルスなどを飛び回ってあたかも国際的に暮らしていると思いがちですが、実はどこへ行っても自分と似たような人たちとしか会っていないのです。私は最近妻とよく、地域を超える「横の旅行」ではなく、同じ通りに住んでいる人がどういう人かをもっと深く知る「縦の旅行」が私たちには必要なのではないか、と話しています。自分の近くに住んでいる人でさえ、私とはまったく違う世界に住んでいることがあり、そういう人たちのことこそ知るべきなのです。そうですね! 小さな金魚鉢の中の暮らしはとても楽で安心かもしれないけどさ、ちょっと冒険して、今までの自分になかった日常やライフスタイル、種類の違う人との付き合いとかをしてみると新しい発見や楽しみを見つけられるかもね。「縦の旅行」。。。言い回しが好きだな~




◆ 次号予告 ◆

No.506 2023年 2月9日頃 *あらら、もうすぐ2月