「英国生活骨董 KATY'S HAYAMA 便り」

ペリーさんの日!

しばらくぶりのお邪魔です。ご無沙汰をお許しください。夏場はそれほど外に行く仕事もないのですが、あれこれ忙しくて、あっという間に毎日が終わってしまします。皆様の夏はどんな様子でしょうか? 

7月14日にメルマガを出していたら、題目の「ぺりーさんの日」にぴったりでした。1853年7月14日(嘉永6年6月9日)、ペリー率いるアメリカ海軍の艦隊が浦賀沖に来航、当時のフィルモアアメリカ大統領からの国書を幕府に渡しました。

ペリー上陸記念碑/北米合衆国水師提督伯理上陸紀念碑はこちら横須賀の久里浜に建立され、1901年(明治34年)7月14日に除幕されたそうですので、横須賀にとっては何よりの記念日。この記念碑は横須賀市指定重要有形文化財にも指定されているので、一見の価値ありよ。

こちらに来るまでは7月14日と言えばパリ祭。1789年のフランス革命の発端となったバスチーユ監獄襲撃を世界史専攻のケイティー受験生は暗記しました。血生臭い出来事に英国も然りですが、ヨーロッパは怖いな~と思いました。

横須賀は葉山から車で20分ほど。米軍時代は毎日通った道ですから、今でも横須賀に足が向きます。国際ソロプチミストに入会する時も逗子や葉山にクラブはあるのにあえて横須賀クラブに入会しました。これで一か月に一回は横須賀に行く理由付けもできるしね。

JR横須賀駅近くのヴェルニー公園のバラはとにかく見事。公園内に鎌倉アマルフィーも開店して、ますます素敵に。ウッドデッキに沿って歩けばイオン。そこからは船に乗って、軍港周遊「横須賀軍港めぐり」も楽しめますよ。JR横須賀駅、京急汐入駅からも徒歩で良し。駐車場も完備ですから、是非お出かけ下さい。   https://yokosuka-gunko.jp/

普段は静かな田舎の葉山も今は夏!週末にはかなり賑わっています。このごろテレビなどで良く紹介されるせいでしょうか?県外ナンバーも多く、沢山の皆さんが楽しむ夏にもなっています。

とはいえ、なかなか大変なのです。ついこの週末の事。タイムズなどではなく個人でされている駐車場にはシャワーがあったり、おばちゃんの笑顔があったりで人気。料金もお得なせいか開店前から長蛇の列。もともと車線の狭い葉山海岸通りですから、駐停車できず、歩道に乗り上げての待ち。

もう気持ちは海の中の子供たちは道路で着替えスタート。気持ちはわかりますが、あらら...私たち早朝ウォークのひとたちは車の通る車道を歩かなくてはなりません。かなりのシニアも朝から頑張っているので危ない!危ない!

さて、昨日、月曜日の朝、「戦いすんで日が暮れて」...町営駐車場にはごみが散乱。スナック菓子やお弁当の食べかすや容器があちこちに飛び散って、大変!少しでも食べ残しがあるかとトンビやカラスも上空を飛んでいました。

あ~困ったな~と思っても、何もできない通行人の私で、申し訳なく見ていると、いつもの甚平姿のおじさんが登場。持参のごみ袋にささっとごみをひろっていきます。感謝して「おはようございます。いつもありがとうございます」と言うと、無言ですが、やさしさいっぱいの笑顔を返してくれます。素敵なおじさん!

駐車場から海辺を見れば、同じ様にビニール袋を持って、ごみを拾っているおじさんやおばさんたちを発見。そのうち私も参加しよう!道路沿いの花壇にいつもきれいな花を植えているおじさん。いつも挨拶しても返事ないけど、めげずに「おはよう。ご苦労様です。」しています。今はひまわり花壇!

朝5時~6時位の出来事。いつもの光景とお馴染みの人たちと共有する時間を感謝し、楽しんでいます。


-お勧めインフォメーション-


* おしゃれなものに囲まれた暮らしって素敵!

* 日本橋三越英国展は8月30日から9月11日まで いつものわくわくワンダーランドの詳細は次号でお知らせします。Katy& Lucyのおしゃべり親子パフォーマンス、フラワーアレンジ編もありますよ。 二等兵氏が英国から山盛りのかわいい子たち買ってきましたよ!日本橋三越英 国展でのお披露目に備えて、値段付けや綺麗にお掃除、お化粧中です。どうぞ お楽しみに! ご期待を!


*ルウシイのインスタグラム
大きいけどミニケイティー。2代目を宜しくお願い致します。







 

◆ 編集後記 ◆

なんだかんだ忙しい夏! 子供の頃は朝から夜まで、一日が長かったけれど、今となってはあっという間に夕方。一日は本当に24時間なのかしら?と疑ってしまいそう。激突の鼻はすっかり元通り、相変わらずのくろんぼ(今は差別用語)ケイティーです。三浦海岸や湘南の海各地での「くろんぼコンテスト」や「エレキ合戦」が懐かしい、古いサマーガールです。我が家の農夫は相変わらず収穫にいそしんでいますが、今年は町民農園に落選(!?)したので農家の妻は例年ほど忙しくありません。それでもキュウリのきゅうちゃん漬けにピクルス、オーブンでのソフトドライトマト作りやら、ナス料理の研究などは日々怠りませんよ。とうちゃん作の自然の恵みをかあちゃんが料理する!こうゆうの好きだわ!横浜生まれ、育ちの私は農家の子ではありませんが、夏休みの千葉(母の田舎)生活で農家の暮らしはどっぷり身についていますから、あの頃一緒に過ごした千葉のおじさんやおばさんたちの日々の仕事や行事を思い出しながら、夏の収穫を楽しんでいます。思いもかけず農学部出身の夫と一緒になり、娘も長靴はいて畑してるし、これが私の来るべき所、いるべき場所なのね!と実感しながら、これから先の30年余り(!?)も続けて行きたいと思っています。




◆ 次号予告 ◆

No.516 2023年 8月24日頃 *さあ、さあ皆さん!日本橋へ!英国展だわ!